MARUBON BLOG

耳を疑う。

作家小川洋子さんの作品に『猫を抱いて象と泳ぐ』という作品がある。

自身にチェスを教えてくれた男が太りすぎて命を落としてしまったことから大きくなることを悲しい事と捉える主人公リトル・アリョーヒンは、身体が成長するとチェス盤の下に潜り込みんで操り人形を使ってチェスを指すようになる。

猫を抱いて象と泳ぐ意味が分かった時に毎回グッとくる、おすすめしたい一冊である。

少し前にこの本を読んだ友人と感想を話していた時に発覚したのだが、ずっと主人公の名前をアリョーヒョンだと思い込んでいた。

「ヒョンじゃないよ。ヒンだよ。」

え。って思った。

アリョーヒョンじゃなくてアリョーヒンなの!? ずっと勘違いして猫を抱いていた。

 

最近家の中でクラッシック音楽をネットから流している。なんか聞いていて楽チンなのだ。

特にドビッシューが好きかも知んないなぁなんて思っていた。

「ドビッシューじゃないよ。ドビュッシーだよ。」

え。ビッシューじゃなくてビュッシーなの!?

どっちかっていうとビッシューのが自然じゃない? そう思うのは俺だけ? そうか、俺だけですか。

 

孔子先生は60にして耳順うと説いている。

どんな話が聞こえても動揺したり腹が立つ事はなくなるとのこと。

私、只今26歳。自立の30歳まであと4年。耳順うまではあと34年。

孔子先生、それまではどんどん耳疑うぜ。